本記事では、20世紀少年・21世紀少年の「ともだちの正体と言われるカツマタ」について解説してきます。
- ともだちの真相について。
- カツマタについて。
- “ともだち”は何がしたかったのか?
「20世紀少年」「21世紀少年」は、浦沢直樹先生による本格化学冒険漫画。
2007年までビッグコミックスピリッツで連載。「20世紀少年」が全22巻。「21世紀少年」は、上下2巻で完結済み。
電子書籍ならお得に購入するチャンスが豊富!
ストア名 | お得な情報 | 計24冊 価格比較 |
---|---|---|
eBookJapan | 最大6回分|70%offクーポン配布中! | ¥12,840 |
コミック.JP | 1,200円分のポイント配布中! 1冊10%ポイント還元 | ¥14,640 +10%還元(1,584pt) ※4冊実質無料になる。 |
楽天kobo | ポイント70倍(最大2,000pt) スタート1000(1000pt付与) | 実質 ¥12,840 3,000pt付与 |
マンガBANGブックス | 初回限定|90%offクーポン配布中! 全作品40%ポイント還元 | 40%還元(6,072pt) |
DMMブックス | 初回限定|90%offクーポン配布中! | ¥13,840 |
定価 | ¥15,840(税込) |
漫画を"1~2冊無料"で読むなら、コミック.JPがおすすめ!
今登録すれば、"1,200円分のポイント"が貰えます。
1冊660円で計算すると、2冊買っても自己負担120円です。(缶ジュース1本分なのえぐい。)※キャンペーンが終了する前にぜひご利用ください。
浮いたお金で、さらに多くの漫画を購入することが可能ですよ。
漫画をお得に読むなら、eBookJapanがおすすめ!
今登録すれば、最大6回分の70%offクーポンが貰えます。
1回の割引上限が500円なので、実質「3,000円分」お得になります。※クーポン取得のタイミングによって上限価格に変更が入ります。
上画像は決済時の画面です。(70%offはえぐい)※キャンペーンが終了する前にぜひご利用ください。
“ともだち”の正体はカツマタなのか?
“ともだち”の正体は「カツマタ」が正解です。
これは連載時・映画版、漫画完全版の全てで、カツマタが”ともだち”となっています。
漫画版では本名を明かされていないが、映画版では「勝俣忠信」となっており、カツマタはあだ名ではなく名字だったことが判明した。クラスは、ケンヂと同じ6年3組。
カツマタに関して後付け設定だと考える人もいますが、「浦沢直樹 描いて描いて描きまくる」というロングインタビューには、カツマタ=”ともだち”は1巻のドンキーのお通夜から決まっていたことが書かれている。
浦沢先生の意見としては、「”ともだち”の正体は誰?」というミステリー要素に意味を感じておらず、架空の近代史を作ることに重きを置きたかったとのこと。
“ともだち”とは実態を持たない存在であり、正体が誰であると言うよりも、あの格好の不気味さが大事なようです。
「ともだちが誰か」というより、「ともだちとは何か」に焦点を当てて描かれていたのでしょう。
連載当時の単行本の帯にも「ともだちとは何か?」という記載があり、読者が期待するものと作者が描きたいものにギャップがあったのだろうと思いました。
クーポンは、初回登録時に自動配布!
無料登録で1,200円分のポイント配布中!
フクベエは”ともだち”の正体(オリジナル)ではない
フクベエは一人目のともだちではない
連載当時や通常版の原作を読んだ多くの人は、フクベエが一人目の”ともたち”であり、カツマタは二人目の”ともだち”、つまり「ただのコピー」と認識しているのではないでしょうか。
この認識は誤りです。
2016年から2017年に出版された完全版の最終話で加筆修正され、「フクベエは小学校を卒業してすぐの春休みに死んだ」とケンヂが明言しています。
映画版では、フクベエは小学5年生の時に突然死んでいます。
つまり、作中のフクベエは、記憶やVA(バーチャルアトラクション)だけの存在であり、カツマタがフクベエとして”ともだち”になりかわっていたのです。
“ともだち”の正体(オリジナル)は、カツマタです。
映画版の最後がトゥルーエンド
「フクベエの死亡」が映画からの逆輸入という説もあるが、これも間違い。
連載時から決まっていた設定でしたが、読者に伝わりきらなかったため、完全版で加筆修正されたとのこと。
映画版からの逆輸入されたシーンは、最後に「カツマタとケンヂが二人で屋上で曲を作る演出(グータララ、スーダララ)」です。
このシーンにより、円盤墜落後にカツマタに向けたケンヂの歌(グータララ、スーダララ)が、”ともだち”のためのレクイエムとなり意味を持つ。
ケンヂが万博フェスティバルで”あの歌”を歌わなかった理由にもなり、作者自身が納得のいくラストになりました。
【映画版】20世紀少年はアマプラで観れる!
理科室で死んだ”ともだち”の正体は誰だったのか?
では、フクベエが小学校を卒業してすぐに死んでいるのであれば、「2015年元旦に理科室でヤマネに暗殺された”ともだち”」は誰だったのでしょうか。
影武者と忍者ハットリ君
それは「影武者」です。※浦沢先生ご本人が「漫道コバヤシ第51回」で明言されています。
「20世紀少年」は、小学生が描いた「よげんの書」をベースに進行します。そのため、幼稚でぶっ飛んだ事が起きていきます。
これと同様に、影武者が登場することは、子供の考えたトリックとして解釈できる。
忍者ハットリくんのお面は、「ハットリ=服部=フクベエ」「変わり身の術=影武者」のダブルミーニングでしょう。
影武者は複数存在した
“ともだち”に複数の影武者がいることは、作中で明確になっています。
例えば、第14巻では、以下のように複数のキャラクターがほぼ同時に”ともだち”を見かけたり、対面している。
- 高須:中目黒カフェの窓越し
- オッチョ・ユキジ:雨の日の中華街
- ヨシツネ・小泉・カンナ:VA内
- 敷島ミカ:西麻布
完全な同時ではないにしろ、明らかに”ともだち”が複数存在しています。
第19巻では、殺し屋(敷島ミカをナンパした男)が”ともだち”に向けて、「あなた、こないだの人と同じ人?(引用:19巻P178)」と発しており、キリコと”ともだち”が結ばれる前から影武者はいることがわかる。
第20巻では、カンナが”ともだち”に向かって「あなたみたいな影武者が、何人いるの?(引用:20巻P137)」と発しており、”ともだち”自身それを否定していません。
また、「21世紀少年」上巻第7話で、チョーさんのメモには「”ともだち”は複数?A-B-C」と書かれており、3人程の影武者の存在を匂わせています。
顔が似ている理由については、カンナやマルオの発言にもあったように「整形」でしょう。
このように、オリジナルはカツマタ1人で、複数の影武者の存在が明らかになっています。(権力者が影武者を使うのは、陰謀論あるあるですよね。)
また、理科室で暗殺される”ともだち”の発言は、かなりイビツで会話というよりもロボットのような雰囲気すらあった。
“ともだち”の正体である「カツマタ」は何がしたかったのか?
“ともだち”(カツマタ)が、やりたかったことは大きく2つの軸がある。
ケンヂへの復讐
一つ目は、「ケンヂへの復讐」。
カツマタは、小学5年生の時にケンヂが宇宙特捜隊バッヂを万引きした罪を着せられてしまい、いじめの対象となる。そして、周囲から死んだ人間扱いされてしまった。
その復讐として、正義を掲げるケンヂに執着し、悪者としてテロリストの汚名を着せた。
ケンジの万引きが、ことの発端である。
フクベエの野望
二つ目は、「フクベエの野望の再現」。
カツマタには、フクベエへの憧れがあり「フクベエみたいになりたかった」という願望が垣間見える。なぜ憧れているかは不明だが、「悪の大王となるカリスマ性」や「偽物の超能力」に惹かれたのかもしれない。
例えば、人類滅亡計画で思った以上の人類の生存率があったことに対して、「フクベエだったらどうしただろう……(引用:18巻 P226)」と言っている。
カンナの超能力に対して「僕の力が、遺伝したんだ。偉大な力が……(引用:20巻 P141)」と言っており、自身にも特別な力があるようなセリフを残す。
理科室でヤマネがフクベエ(影武者)暗殺するのは、かつてカツマタが見た夢の再現である。
つまり、まるで自分に予知能力があるように仕組んだのだ。
また、「漫道コバヤシ(第51回)」で浦沢先生ご本人が、「フクベエに憧れたカツマタのドラマでもある」と明言されています。
つまり、”ともだち”(カツマタ)は、フクベエの野望の再現していたのです。作中の言葉を借りるなら、マネのマネ。
フクベエの野望とは、「世界征服と人類滅亡計画」のこと。
フクベエは、万丈目とともに「万国ちびっこビックリショー」でスプーン曲げを披露する。しかし、インチキがばれてしまい、児童Aとして新聞に載ってしまいます。
これがきっかけで、周囲から嘘つき扱いされ、いじめられてしまう。その復讐として、フクベエは「世界征服と人類滅亡計画」を胸に抱いたわけです。
フクベエの人類滅亡計画は、”細菌へいき”を使うもの。一方、カツマタはその方法ではなく、”反陽子ばくだん”の予言を追加し、世界を滅亡させようとしたわけです。
クーポンは、初回登録時に自動配布!
無料登録で1,200円分のポイント配布中!
カツマタが”ともだち”の正体だと起きる矛盾
「フクベエは最初から存在しない」「オリジナルはカツマタ」「辻褄が合わない部分は影武者」と言われても、どうしても残る疑問もあるので一部考察していきます。
カンナは誰の子供?
作中ではカンナの父親は”ともだち”とされていますが、最終的に”ともだち”=カツマタであることが明らかになります。
では、カンナはカツマタの子供なのでしょうか?
声も姿も……フクベエそっくりだけど……あれは別の誰か……本当のフクベエなら、カンナに手は出さない。でもフクベエでなければ……カンナを……平気で殺すわ。
引用:20巻 P132 遠藤キリコのセリフ
誰なの?あなたは誰!?とぼけないで。私にはわかる。あなたは違う。
引用:20巻 P132 遠藤カンナのセリフ
結論から言えば、カンナは「ともだち=カツマタの子ではない」可能性が高いです。
20巻での”ともだち”は、カンナの父親でないことが明らかであり、カンナ自身も対峙して”違う”と言い切っている。
そして、キリコの発言から”ともだち”はカンナには手を出しません。
しかし、20巻での”ともだち”は、カンナを絶交しようした。
もしもカツマタがカンナの父親なのであれば、キリコの発言に矛盾が生まれます。ただ、20巻での”ともだち”が、影武者だった可能性も否定できない。
では、22巻第11話(正義を守る男)で「校庭の指揮台に立ってロボットを遠隔操作し、カンナを人質にした”ともだち”」はどうでしょうか。
この”ともだち”は、間違いなくカツマタです。
メタ的な考察になるが、最後にケンジと対峙する”ともだち”が影武者なら最終局面の盛り上がりに欠けるし、ケンジが万引きの件を謝罪した際に”ともだち”は動揺していた。
そして、円盤墜落後に”あの歌”を望んでいた背景からも、カツマタでしょう。
つまり、キリコの考え通りであれば、カンナを殺そうとしたカツマタは、カンナの父親ではないことが考察できる。
ということは、カンナは「”ともだち”=カツマタの子」ではなく、「フクベエと思われていた影武者の子」となるでしょう。
しかし、高須や友民党の中枢にいた女性も”ともだち”の子を妊娠していたため、カンナという存在が不要になった可能性もある。そのため、100%とは断言できない。
カツマタの狙いは「ケンヂへの復讐」が軸にあるため、影武者にさせるよりも自身でやらないと意味ないですよね。(映画版では、カツマタの子ですし…。)
チョーさんはどこまで知っていたのか?
チョーさんのメモにも疑問は残る。
メモには、「ハットリ以外にもう一人その先の人物」「”ともだち”は複数?A-B-C」「サダキヨの友達」と記載されています。
次のページには「……校時代……供たちの間で……んだとされている→団体に在籍」とあり、これは「小学校時代に子供たちの間で死んだとされている」と解釈ができる。
そのため、フクベエ、カツマタ、影武者の存在に辿り着いていたことがわかります。
しかし、チョーさんは「フクベエの死」について気づいていたのでしょうか。
彼の足跡を辿ると、ピエールこころの会から”ともだち”がかつて修行していた宗教団体に足を運ぶ。そこの名簿から名前と住所を割り出し、”ともだち”がかつて住んでいた場所がわかる。
倉庫に建て直されていたが、隣の弁当屋さんから、かつて「予備校か何かに通っていたこと」と「出身の小学校」を知る。
そして、”ともだち”の出身小学校に辿り着き、卒業アルバムから”ともだち”の素顔を知った。
フクベエは小学校在学中に死んだわけではなく、卒業してすぐの春休みに死んだため、卒業アルバムには載っているはず。
また、カツマタが5年4組であり、ケンヂとは別クラス。
カツマタがフクベエに成り代わっていたことも考えると、卒業アルバムで見た”ともだち”はフクベエの可能性が高い。(6年生の時にクラス替えでカツマタがケンヂと同じクラスになった可能性もある。映画版では同じクラスですし。)
また、「ハットリ以外にもう一人その先の人物」という文面からも、フクベエは実在していると認識され、彼の死には気づいていなかった可能性も考えられる。
しかし、警察の力であれば、フクベエの死を調べることなんて容易なはずです。
チョーさんのメモには、カツマタと同様に死んだと噂されていたサダキヨについても書かれており、彼らが生きていることにも辿り着いています。
したがって、チョーさんが「フクベエの死」を知らなかったとは考えにくいです。
「ハットリ以外にもう一人その先の人物」の次のページは時系列で考えれば、次段階の踏み込んだ捜査内容となる。
つまり、「ハットリはすでに死んでいた。成り代わりとして、小学校時代に子供たちの間で死んだとされていたカツマタ。」のような内容が書かれていても不思議ではありません。
映画版で補完された”ともだち”の正体の情報とは?
映画版は、原作と関係ないと思われがちですが、浦沢先生は脚本にもがっつり携わっている。
そして、原作ではあえて避けていたり描かれなかった部分は、映画で「万人向けの調整」が施されている。
例えば、カツマタの描写です。
カツマタは原作では名前は不明だが、映画版では「勝俣忠信」となっており、カツマタはあだ名ではなく名字だったことが判明した。
カツマタの話になると「理科の実験大好き」「フナの解剖前日に死んだ」というセリフが必ず入ります。
しかし、原作では、カツマタが理科の実験をしている描写はなく、どこから出てきた情報なのかも謎である。
むしろ、フクベエが理科の実験について言及しているシーンがあるため、「理科の実験大好き」というのはフクベエのことではあり、情報が混在しているのではないかと思われてしまう。
しかし、映画版では、カツマタが理科が大好きなシーンもきちんと描かれている。
原作では、万引き冤罪以降のカツマタの話は描かれておらず、死人扱いになった経緯はわからずじまいだった。
しかし、映画版ではこの点も深掘りされ、「過度ないじめ・無視から」の不登校となり、そのまま死んだ人間となっていたことがわかる。
このように映画版では、原作ファンじゃなくても理解できる内容となっておりかなり補完されています。
つまり、映画版は全く関係ないものではなく、原作でわからなかった部分のピースとなるため、一つの物語を完成させることができるのです。
【映画版】20世紀少年はアマプラで観れる!
カツマタとフクベエの少年時代の時系列を整理
映画版の情報を踏まえて、カツマタとフクベエの時系列をざっくり整理してみました。
これが正しい情報というわけではなく、わたしの中での考察・憶測・解釈となります。わたしは、完全版派なので原作寄りです。
1969年(小学4年生)
1969年の夏、フクベエは、ケンヂ達の秘密基地に忍び込む。そこで、サダキヨと”ともだち”の関係となる。
サダキヨはまだ転校前であり、なぜお互いに名前を知っているかは不明。だが、近所の小学生はジジババに集まる傾向があるので、そこで知り合った可能性がある。ちなみに、フクベエは4年3組で、ケンヂ達と同じクラス。
ヤマネが、オッチョに「しん・よげんの書」の話をしてしまう。
1970年(小学5年生)
一学期
1970年の一学期、サダキヨが転入。
遠藤キリコが、フクベエ、ヤマネ、お面の子(カツマタ)の三人を見かける。
フクベエがキリコをニヤニヤみていたのは、好きだったから。フクベエの部屋にキリコのアップ写真がありましたからね。この時、お面の子(カツマタ)が、大人のヤマネがフクベエを殺す夢を伝える。服装や背景から、初夏であることがわかる。
カツマタが、ジジババで万引きの罪を着させられる。フクベエが「おまえは今日で死にました。」と宣告。
ここでカツマタが5年4組だと明かされた。服装や背景から、初夏であることがわかる。
カツマタへのいじめが始まる。
ヤマネ「オッチョにしん・よげんの書の話をしたこと」がフクベエにバレてしまい”絶交”される。
夏休み
夏休みがスタート。
ヤマネは、万博組なので大阪。カツマタは、フクベエに無視される。だから、サダキヨと二人で遊んでいたのだ。
フクベエは万博に行っていないのに、行ったという嘘をつく。
サダキヨとカツマタが道中で会い、サダキヨは自身が夏休み明けに転校することを伝える。
8月28日、首吊り坂でサダキヨとともに巨大のっぺらぼうでケンヂたちを脅かそうと企てましたが、失敗に終わる。
二学期
ケンヂとオッチョは、首吊り坂の屋敷で本当のオバケを見てしまい、夏休み明けの話題は万博ではなくオバケとなる。
サダキヨ転校。
万丈目初登場。フクベエが、スプーン曲げを見せる。
秋
フナの解剖が行われる。(この前日からカツマタは不登校気味になる。)
1971年(小学6年生)
一学期
カツマタは、再びフクベエ達に加入する。
万引き事件から1年ほど経過し、カツマタのいじめは無くなった。その代わり、周囲からは無視され、いない存在として扱われてしまう。
不登校になってしまったのが、フナの解剖前日ということもあり、この時期から「理科の実験大好きカツマタが、フナの解剖前日に死んだ」という噂がでたのでしょう。
フクベエは、クラスの注目を自身に集めるために、「しんよげんの書」にある「かれはいちどしんでよみがえるだろう」を次の夏休みの終わりに行うことを宣言する。
宣言から実行まで時間が経過しているのは、手品の準備期間だと思われる。
夏休み
夏休みの終わりに、理科室で首を吊って一度死に、奇跡の生還パフォーマンスを行う。しかし、手品の仕掛けが外れて失敗。それをドンキーに目撃されてしまう。これが1971年の嘘。
二学期
スプーン曲げ事件。
1972年1〜3月(小学6年生)
年明け1972年1〜2月頃、フクベエは万丈目とともに「万国ちびっこビックリショー」でスプーン曲げを披露する。しかし、インチキがばれてしまい、児童Aとして新聞に載ってしまいます。
これがきっかけで、周囲から嘘つき扱いされ、フクベエもいじめられてしまう。その復讐として、フクベエは「世界征服と人類滅亡計画」を胸に抱く。
1972年の3〜4月の春休み。フクベエは、突然亡くなってしまう。
カツマタはケンヂへの復讐のために、フクベエを利用し成り代わる。
中学生でできることは限られているため、最初はサダキヨ・ヤマネを電話で騙す程度でしょう。声が違くても変声期という理由で誤魔化せますからね。
以上が、カツマタとフクベエの時系列となります。
繰り返しにはなるが、これが正しい情報というわけではなく、わたしの中での考察・憶測・解釈となります。
スプーン曲げなどの時期は微妙にわからないが、時系列・映画版から考察してみると、やはりカツマタはいじめ・不登校からの無視という流れが正しそうではある。
20世紀少年(完全版)を”お得”に読む方法
「20世紀少年・21世紀少年」をまとめて読むなら、デジタル特別版をeBookJapanで購入するのがおすすめです。
eBookJapanに今登録すると、最大6回分の70%オフクーポンが貰えます。
このクーポンを活用すれば、「3,000円」お得に購入できます。※クーポン取得のタイミングによって上限価格に変更が入ります。
節約したお金で、さらに別の漫画も購入できますよ。
※「20世紀少年」はアプリ等で配信されていないため、無料で読む方法がほぼありません。そのため、電子書籍のクーポン活用が最もお得に読めます。
浦沢直樹先生の作品一覧
- パイナップルARMY
- MASTERキートン
- YAWARA!
- Happy!
- 20世紀少年
- PLUTO
- BILLY BAT
- あさドラ!
電子書籍ストア
eBookJapan
総合評価
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/
今、eBookJapanに登録すると、"最大6回まで使える70%OFFクーポン"がもらえます。(無料会員登録すると自動配布されます。)
※キャンペーンが終了する前に、ご利用ください!
浮いたお金で、気になっている別の漫画を購入することもできます。
- 70%OFFクーポンが6枚貰える。
- 月火水木は1冊から使える30%OFF。1,000円以上の購入で使用できる50%OFF!
- PayPayポイントが貯まる!使える!
- 65万冊を超える作品数。無料漫画も豊富。
- 大手なので安心!
漫画を買うならeBookJapanは、本当に安いですよ。クーポンの量が圧倒的に多い!
\ 今ならキャンペーン中 /
21世紀少年(完全版)上下巻を”120円”で読む方法
「21世紀少年(完全版)上下巻」だけを読むなら、デジタル特別版をコミック.JPで購入するのがおすすめです。
コミック.JPに今登録すると、1,200円分のポイントが貰えます。
つまり、漫画を約2冊無料で読むことが可能です。※タイミングによって上限価格に変更が入ります。
21世紀少年(完全版)上下巻は、1冊660円。2冊で1,320円です。
このキャンペーンを活用すれば、1,200円引きの実質120円となります。
電子書籍ストア
コミック.jp
総合評価
https://comic.jp/comic
今、コミック.jpに登録すると、月額コース(1,100円 / 税込)を30日間無料で体験でき、"1,200円分のポイント"もらえます。
つまり漫画の種類よっては2冊無料で読むことが可能です。
登録は3ステップで簡単!いつでもすぐにキャンセル(解約)OK!
解約後も購入した漫画は読めます。
※ご登録日を含む30日間以内に解約した場合、月額料金は発生しません。
※キャンペーンが終了する前に、ご利用ください!
- 無料漫画が10,000冊以上!
- 1冊購入すれば10%ポイントバック!(10冊買えば実質1冊無料となる。)
- 50万点を超える作品数。無料漫画も豊富。
- 姉妹サイトmusic.jpも使える!
- 大手なので安心!
\ 今ならキャンペーン中 /
本記事のまとめ|”ともだち”の正体についてはいくらでも考察できるから面白い。
本記事では「”ともだち”の正体(カツマタ)」について解説しました。
“ともだち”の正体や伏線については、いくらでも考察が広げられる。
また、何度読んでも、物語に張り巡らされた伏線は見事であり、数巻にわたって伏線が回収されるスケールの大きさに圧倒されます。
連載当時、新刊が待ち遠しくて…。これほど新情報が待ち遠しかった作品は、後にも先にも「20世紀少年」だけだった気がする。
ただ、すべての謎や伏線が回収されないのは、読者の想像力に任せている部分も大きいでしょう。
微妙に辻褄が合わなかったり、キャラクターの発言にズレがあるのは、子供時代の記憶違いや勘違いでしょう。
現実でも人の過去なんて曖昧ですし、ましてや半世紀を描いている作品ですので、むしろそれがリアリティを生んでいる。
結末には否定的な意見もありますが、主要キャラクターが”ともだち”だったというオチではなく、20世紀を生きたドラマを感じるこのラストが個人的には好きです。
ホントに些細なことが後に大きな問題となり、取り返しがつかなくなる様子を最大スケールで描いているところが、この物語の面白さですね。
浦沢先生のインタビューには、瑕疵はないし、ドラマの編み込みにほつれはなく、読み込んでいる人ならわかるはずの内容になっているとのこと。
それでも時系列を暴きながら、真相を解き明かすのは相当難しい。
完璧に解き明かしたい人は、映画版・完全版も見て考察することをおすすめします。
電子書籍ならお得に購入するチャンスが豊富!
ストア名 | お得な情報 | 計24冊 価格比較 |
---|---|---|
eBookJapan | 最大6回分|70%offクーポン配布中! | ¥12,840 |
コミック.JP | 1,200円分のポイント配布中! 1冊10%ポイント還元 | ¥14,640 +10%還元(1,584pt) ※4冊実質無料になる。 |
楽天kobo | ポイント70倍(最大2,000pt) スタート1000(1000pt付与) | 実質 ¥12,840 3,000pt付与 |
マンガBANGブックス | 初回限定|90%offクーポン配布中! 全作品40%ポイント還元 | 40%還元(6,072pt) |
DMMブックス | 初回限定|90%offクーポン配布中! | ¥13,840 |
定価 | ¥15,840(税込) |
漫画を"1~2冊無料"で読むなら、コミック.JPがおすすめ!
今登録すれば、"1,200円分のポイント"が貰えます。
1冊660円で計算すると、2冊買っても自己負担120円です。(缶ジュース1本分なのえぐい。)※キャンペーンが終了する前にぜひご利用ください。
浮いたお金で、さらに多くの漫画を購入することが可能ですよ。
漫画をお得に読むなら、eBookJapanがおすすめ!
今登録すれば、最大6回分の70%offクーポンが貰えます。
1回の割引上限が500円なので、実質「3,000円分」お得になります。※クーポン取得のタイミングによって上限価格に変更が入ります。
上画像は決済時の画面です。(70%offはえぐい)※キャンペーンが終了する前にぜひご利用ください。