本記事では、「おやすみプンプンの最終回」について解説しています。
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おやすみプンプンの最終回(ラスト)までのあらすじ
愛子の母親を殺害し、逃亡生活を始めたプンプンと愛子。
過去に約束した鹿児島を目指した後、種子島へと足を運ぶ。
そこで、住み込みの仕事が見つかりそうになり、プンプンとの同棲を期待する愛子。
しかし、すでに警察の手は迫っていた。
二人の逃亡生活は、絶望を背負ったまま歩み続ける。
おやすみプンプンの最終回(ラスト)の解説
愛子は、自殺してしまう。
その後、プンプンは、愛子との思い出の場所である廃工場で自殺をはかるが、失敗する。
南条幸に救出され、プンプンは臨んだラストを迎えることができなかった。
そして最終回は、かつてのクラスメイト晴見(ハルミン)と、街中で偶然の再会する。
晴見から見たプンプンは、仲間がいて幸せそうに見える。だが、そんなことはなく、プンプンはただ生きるしかなかった。
文章だけで表現すれば、「噂通りの鬱展開」「バッドエンド」と感じられるラスト。
特に、愛子が自殺するシーンはかなり重い。
プンプンが寝ている間に、パンツをくわえた状態で首を吊っていた。おそらく、猿轡(さるぐつわ)としての描写であり、声をたてないようにするためだと思われる。
愛子が書いた七夕の短冊に「あなたがずっと私を忘れませんように。」とあったのは、心をえぐられた…。
わたしは初めて読んだ時は学生だったため、「救いのない鬱漫画」「アート作品」という認識をしていた。
悪い言い方をすれば、「サブカル好き、こじらせ野郎のバイブル的な…。」(まぁ当時の自分なんですが…)
しかし、改めて読み直すと、様々な伏線や深いメッセージが散りばめられており、多面的な魅力があります。
比喩表現が多いため読解が難しいが、次の項目で解説していきます。
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おやすみプンプン最終回|春美(ハルミン)が意味するものとは?
先述したが、最終回はかつてのクラスメイト「春美俊太郎(ハルミン)」の視点で描かれている。
春美(ハルミン)とプンプンの接点は、「2巻前半と最終話のみ」。
では、なぜ春美視点になっているのか?
春美は学生時代にプンプン母との接点があり、その際にプンプンと感受性が似ているという描写がある。
加えて、プンプンは初恋の愛子と死別し、春美は高校時代に事故にあった彼女と別れている。
どことなく共通点がある二人を対比することで、深い意味を感じた。
① 本当の自分と他人が思う自分のギャップ
春美視点からプンプンを描くことで、「本当の自分」と「他人が思う自分のギャップ」の二面性を表している。
プンプンからすると、「愛子に殺されること」がハッピーエンドだった。
しかし、叶わない願いとなり、孤独に生きている。
自分の都合よく罪を背負って、死ぬ勇気も覚悟もない。
雄一の言葉を借りるなら、生きる屍(バッドエンド)。
しかし、春美からみればプンプンは孤独ではなく、仲間がいて幸せそうに見える。
むしろ春美自身は、普通の幸せを手に入れているようにみえるが、実際には不満や退屈を感じていた。
南条は自分の主観だけで他人を見過ぎなんだよ!!自分に見える範囲だけで相手の人間性を決めるなんて愚かだって言いたいの!
おやすみぷんぷん 12巻P48から引用
上記は、蟹江(姉)から南条幸に向けられた言葉である。
人それぞれの人生があり、主観で見ただけでは何も判断できない。けど、人間は主観でしかものを捉えられない。
例えば、SNSなどで見かける写真は、主観で見れば人生謳歌しているように感じる。しかし、実際にはその裏で苦しみを紛らわしている人も少なくない。
このような二面性を表現して、締めくくったように感じた。
② 過去は風化する
- 145話:プンプンは夢の中で愛子に対し、少しづつ人生が前に進んでいると伝える。そして、最後の願い「あなたがずっと私を忘れませんように。引用:12巻145話」を叶えられないことを懺悔する。
- 146話(最終話):晴見は転校した当時、すごく寂しかった。しかし、再会時にプンプンの名前を最後まで思い出せなかった。
上記のような点から、「過去は忘れてしまう。そして前に進む。」というメッセージを感じた。
たとえ愛する人が死んでも、時間が解決し、過去の出来事は遠い記憶へと変わる。
人類は滅亡しないから、前に進まなければならない。
春美の転校も同じで、時が流れれば、過去の友人の影は簡単に薄れる。
人生は時に、過去を見ないふりをして、前に進まなければならない。(南条が過去を捨てることで、一歩前に進んだ気がすると言っていたように。)
残酷な現実だが、大人になるということは「都合の良さ」「ずるさ」みたいなものと受け入れる必要がある。
人が前に進むための過程を、伝えているように感じた。
③ 普通の難しさ
作品を通じて繰り返し登場するフレーズがある、その一つが「普通」。
先述したが、春美は、世間が描く普通の幸せを得て、普通の大人になっている。しかし、そこには退屈のようなものを感じていた。
普通とは当たり障りなく生きることができ、居心地の良い状態。
ただ、何も起こらないから、退屈や憂鬱を感じるです。
しかし、それが「幸せ」。
例えば、大切な人を失ったり、病気や怪我に見舞われたり、世界が終わったらどうでしょう。
当たり前だと思っていた日常が崩れた時、「退屈で普通な日々が幸せだった」と感じるんです。
春美は高校時代、彼女との日常を、事故によって失った経験がある。だから、可能な限り普通=退屈を選んだのだと思う。
(春美を登場させたのも、このような経緯があったからかもしれません。)
対照的な二人だけど、平凡な日常の憂鬱さ、それと同時に普通の難しさを感じました。
波乱万丈な生き方をしたプンプンも、まっとうな人生を送った春美も、世界からみればちっぽけであり、他人からみれば普通の人なんですよね。
浅野いにお先生が語った最終回について
漫道コバヤシという番組(第8回編集部探訪2)で、浅野いにお先生がおやすみプンプンの最終回について言及していました。
「終わらせ方は、一つの答えにならない方が好き。」
「客観的に見ればプンプンの周りには仲間がいて幸せそう。本人的には何も思い通りにいっていないし、それが本当に幸せなのかという二面性を持たせたかった。」
「この終わりは最初から決まっていた。」
オチや設定は最初から決まっており、そこに向けて描いたいたようです。
意外だったのは、「神様」については見切り発車でいれた要素であり、浅野先生自身も扱いに困ったそうです。
おやすみプンプン最終回|南条幸の創作物だった
おやすみプンプンを最終回まで読むと、一つのことがわかる。
それは、おやすみプンプンとは、「南条幸がプンプンの経験をベースに描いた成長物語(漫画)」であるということ。
表向きの目的は、読者の人生に影響を与えて、現実と戦う漫画を作るため。
裏の目的は、南条幸がプンプンを自分の環境下において、飼い慣らすためだと思う。
- 142話:かつて廃工場で見た天の川は、ウソの表現だという事がわかる。(幼少期の希望みたいなもの)
- 143話:プンプンが廃工場で自殺に失敗し、南条に救われるが、この廃工場は、プンプンと愛子の思い出の場所であり、南条との思い出の場所ではない。南条が来るタイミングが良すぎる。
- 143話:プンプンはモノローグ(黒背景・白文字)で会話をするが、突如南条のモノローグに切り替わる。プンプンのセリフは、最初から南条が語っていたことがわかる。
- 143話:「…君は、あたしだけのもの。(引用:143話)」で締められる。
- 144話:南条が次の漫画の構想として、主人公をプンプンと同じ鳥にしている。
- 144話:南条のメモ右側の4話が、本編の4話と同じ要素が使われている。
- 144話:プンプンが、人の姿にで表現されている。
- 145話:プンプンのモノローグ表現が、通常の吹き出しになっている。
- 145話:プンプンが南条の漫画に協力しているというセリフがある。
上記は、142話から最終回に向けて感じた違和感です。
今までとは少し表現が異なるため、この考えに至りました。
「南条幸の漫画であること」を念頭に置いて読むと、数多くの伏線が散らばっており、計画的に書かれていることがわかるんです。
特にわかりやすいところで言えば、143話でプンプンのモノローグ(黒背景の白文字のコマ)が、突如南条のセリフに変わる点です。
振り返れば、62話で南条の感想ノートに書いたプンプンの文章が、1話の書き出しと酷似している。
これは、南条がプンプンの感想文を流用して、おやすみプンプンという作品を作ったからではないでしょうか。
つまり、プンプンのモノローグ(ナレーター?)は、1巻から南条が語っていたということが予測できる。
また、浅野いにお先生のインタビュー記事で、「本作においてモノローグは、実はプンプンではなくて“別の語り部”がプンプンの言葉を代弁しているというスタイルで進んでいくんです。引用:ビッコミ」と記載がある。
他の点にも触れていきます。14話で廃工場の屋上にいる謎の男が、141話で大人のプンプンだったことが明かされました。
この伏線は、不自然ですよね。
つまり、プンプンの世界は、創作物の可能性が高い。そもそも、創作物でないとペガサス合唱団やフィクション表現の説明がつかない。
加えて144話、南條の新作漫画の主人公としてプンプン(鳥アイコン)が描かれている。三村の落書きということだが、それがそのまま使われたのだと思う。
また、その右側にある4話目のメモには、「病院」「ラ」「商店街」という文字がある。
おやすみプンプンの4話目の内容は、「プンプン母のお見舞いで病院に行き、らぁめん珍歩に寄り(ち○ぽて…)、東口商店街に行く」ので、これらと一致している。
145話では、プンプンが南条の漫画に協力しているというセリフがあるので、これが後の「おやすみプンプン」なのではないでしょうか。
最後にもう1点。
この物語は、七夕(7月7日)や天体が親密に関わっており、プンプンが彦星、愛子が織姫という裏設定は明らか。(愛子の芸名は、織原愛子。鹿児島の親戚も織原ですしね。)
プンプンの運命の人は、愛子でありそれは絶対的なもの。
しかし、7巻77話には、南条が登場して、143話でも7月7日にプンプンを南条が救っている。運命の数字に、愛子ではなく南条を登場させているんです。
愛子の自殺を7月7日にしても良かったはず。
つまり、これは南条がプンプンとの再会を7月7日にしたい乙女心。わがままや独占欲の現れなのではないかと感じた。
このように深く観察していくと、単純な鬱漫画ではない構成を感じることができる。
お手元にあるなら、ぜひもう一度読んでみてください。様々なフィルターを通してみると、めちゃくちゃ面白いんですよ。
※上記の考察に関して調べたら、既に同様の考察があったので、これ以上は省きます。(考察はパクったわけではありません。5周くらい読み直し考察文を書いた後で調べました。)
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おやすみプンプンの最終回を読んだ感想
単なる「鬱漫画」として括れない
『おやすみプンプン』は、単なる「鬱漫画」として括れない、深い魅力を持つ作品です。
さまざまなキャラクター視点で進行し、登場人物のリアルすぎる心理描写や社会的背景が、自分を投影させる。
一人ひとりが丁寧に描かれ、それぞれの人生がリアルに感じられるからこそ、物語は深く心に刺さります。
読了後は、余韻というか…虚無感…が湧き上がり、言葉にできませんでした。
ストーリーの積み重ねが多いため、掴みどころがなく、人によって解釈がかなり異なると思う。
鬱漫画特有の「不幸な事故・運命」がほぼ無いにも関わらず、ここまで重たく表現できる点は天才と言わざるを得ない。
ただ一つ言えることは、非常に面白いです。間違いなく名作。
だから、「鬱漫画として括らずに、何度も読み返してほしい」
わたしは学生の時に読んで「自意識過剰な主人公が、ウジウジ悩み続けて、周囲を巻き込む鬱漫画」という解釈をしていた。
しかし、繰り返し読むことで、「プンプンが大人に成長する過程」を描いた、壮大なストーリー構成を感じることができた。
純文学のような伏線が多いのも、作者が初めから終わりまでを見越して、計画的に書かれていたからですね。
おやすみプンプンの最終回(最終巻)の推しシーン
推しシーン1:不思議ちゃん気取り
141話の南条・蟹江・ゲス美の雑談シーンである。
このちょっとしたセリフに、おやすみプンプンの醍醐味がある。
おやすみプンプンは、サブカルチャー好きな人が選びがちな作品で、作中であえて風刺を利かせる場面がある。
それがこのセリフである。
思春期は、不思議ちゃん気取りで、自分が特別な存在ではないかと何かを求める。
このような経験をした人は、多いのではないでしょうか。
メインの読者層が黒歴史に思い出しそうな一言を、サラッと会話に含ませる点が最高に上手い。
作中には、「絶望ごっこ」「不幸自慢ってうざい」など、中二病者やメ〇ヘラを刺激するような言葉が使われる。
南条幸は、浅野いにお先生を投影したキャラクターであり、おそらく自戒や自虐も含めているのかなと想像しています。
推しシーン2:愛子との決別
145話で「プンプンが、夢の中で愛子と決別するシーン」です。
雑な言葉で表現するなら、このシーンがめちゃくちゃきつかった。
幼少期はキラキラした希望で溢れていて、愛子と幸せになれるように感じた。
なのに気づいたら歯車が狂い、愛子は自殺した。
読むことが辛くて、なんと表現して良いかわからない。報われなすぎる愛子にさすがに同情してしまった。
おやすみプンプンの最終回を読んだ人のよくある感想・口コミ
おやすみプンプン全話読破。前半が精神的に辛くて挫けそうだったけど後半は大丈夫だった。
想像していたより読後感は悪くない。個人的にはむしろあそこまでいってこの終わり方なら良き終わり方とすら思う。最終回のプンプンの最後の行動見てちょっと泣いた🥲— みんみん (@kapibaranotami) July 8, 2023
おやすみプンプン、私には刺さらず…
こっから面白くなるはず!と読み進めて最終回になった。
独りよがりで自己中な人達のお話かな?
他者と関わらず自己完結で進めてく人ってきっとこういう人なんだろうな。ってことはわかった。— のち☺︎ (@14w81378713) July 9, 2023
稀に発症する最終回見たくない病。
思い入れが強すぎる本や映画、アニメなんかが最終回を迎える事を受け入れられなくてラストを手に取ることが出来ない病。
おやすみプンプンもその一つだった。多分、何年も前から私の心の中に、呪いの様に愛子ちゃんは存在したし、ずっと忘れられないよね。 pic.twitter.com/62eNFAZChq
— 未定。 (@hpnotiq_4X0) July 9, 2023
私はおやすみプンプンの最終回がこれ以上ないほど好きだった
— 音 (@pokeko_oO) July 9, 2023
おやすみプンプンの好きなところ、色々あるくせに言語化しにくいとのばかりで、とはいえその内の一つは痛みを喰らいすぎて逆に癒やしに繋がるところにあると思ってるな、、、最終回直前まではもうとにかく落ちていくけどゴールするとショック療法的カタルシスを感じられる
— 👑🗼✨ 🎻🎹🎤 😂🙏🙇👼 (@saikaikaika) March 8, 2024
おやすみプンプンって漫画最終回まで読んだ。大団円?で良いのかな?精神病んでる人にはオススメしないって鬱漫画紹介動画で言われてたからちょっと警戒してたけど私は大丈夫だった。プンプンがプンプンに戻れて良かったよぉ😭って感じ。
— こば (@asuka0702_02) May 27, 2024
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本記事のまとめ|おやすみプンプン最終回。ラストを解説
おやすみプンプンの怖いところは、前触れもなく「気づいたら鬱展開になっている」ところだと思う。
心構えができないから、ふと気づくと感情が闇に浸食されるのです。
確かに鬱漫画ではあるが、純文学的な要素も含んでいると思う。
表面的な部分だけではなく、汲むべき描写を読み取らないと分からないことが多い。
それがこの作品の味の一つ。
わたしにとって印象的だったシーンは、父親からの手紙が、実は母親からのものだったとわかるシーン。泣きましたわ。
わざわざ野球中継を隠れて確認していて。本当はプンプンのこと大好きなのに…。(プンプンの中でもベタなシーンだけど最高じゃない?)
こんなにさまざまな感情にさせてくれる作品は、滅多にありません。
文章で魅力を伝えきれないて悔しい。
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