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親愛なる僕へ殺意をこめてはどんな話|怖い?グロいのか?

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親愛なる僕へ殺意をこめてはどんな話|怖い?グロいのか?
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「親愛なる僕へ殺意をこめて」とは、原作 井龍一先生・作画 伊藤翔太先生の二重人格クライムサスペンス。ミステリー要素も多く含まれる。

2018年より週刊ヤングマガジン(講談社)、その後2019年からコミックDAYSで連載する。全11巻(全97話)で完結済み。

2022年10月にフジテレビでドラマ化された。

  • 親愛なる僕へ殺意をこめてはどんな話なのか?
  • 怖い描写やグロい表現はあるのか?

本記事では、「親愛なる僕へ殺意をこめてはどんな話なのか?」というテーマで解説しています。

目次

親愛なる僕へ殺意をこめて|どんな話なのか?

「親愛なる僕へ殺意をこめて」は、主人公・浦島エイジが、自身の父が主犯とされる「猟奇連続殺人事件(LL事件)」の真相を追う物語です。

主人公(浦島エイジ)は、どこにでもいる普通の大学生。

友達と合コンもするし、飲み歩くこともあり、平凡な日常を送っている。

そんな中で、エイジは自身の記憶が、数日間飛んでしまう不可解な現象に悩んでいた。

失われる記憶の範囲は徐々に広がり、さらに自分の部屋からは見覚えのない札束や、血の付着した金属バットなどが見つかり始める。

自身の中に異なる人格が存在することを確信していく。

そして、LL事件と同じ猟奇殺人事件が発生し、気づかないうちにどんどん事件に巻き込まれていく。

読者の身近にいるような、優しくて間抜けな「浦島エイジ」が、もう一つの人格「B一」を知るために、そして、LL事件を解決するため、死に物狂いで挑んでいく姿が、リアリティを感じる内容となっている。

共感性が高い人にはキツイ内容になっている。

ここからは少しネタバレを含みますので、ご注意ください。

この作品に登場する主要キャラクターは、そのほとんどが闇を背負っています。

原因は、幼少期の環境によるもの。

過去に経験したトラウマを起点として狂い始め、人生の歯車がずれていく。

例えば、主人公の浦島エイジは、父親による連続殺人事件の影響で二重人格を発症します。

しかし、実際にはそれを引き起こしたのは事件そのものではなく、それによって生じた社会からの迫害です。

この作品からは、人が悪に染まるのは本質的な悪意よりも、周囲の影響が大きいことがわかる。

誰もが元々悪い人間ではなく、きっかけがあればそうなり得る可能性があるという、やるせない気持ちになります。

また、読者に身近な「いじめや孤独」「虐待」といった要素を取り入れることで、リアリティを増している。

物語のクライマックスに向けては、どんどんダークな展開となっていきます。

王道漫画特有の全員が救われるようなハッピーエンドはなく、キャラクターたちの複雑な運命をリアルに描き出し、読者の共感や感情移入を深めます。

そのため、共感性が高い人にとっては、重くキツイ内容でしょう。

描写が丁寧すぎて「怖い・グロい」部分もある。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」の最大の魅力は、描写の丁寧さにあります。

作品の画力は非常に高く、リアリティに富んだ表現のため、「怖い・グロい」と感じる人は多いでしょう

親愛なる僕へ殺意をこめて 1巻から引用 原作 井龍一・作画 伊藤翔太 / 講談社
親愛なる僕へ殺意をこめて 1巻から引用 原作 井龍一・作画 伊藤翔太 / 講談社

例えば、序盤では、拷問された遺体や切断された耳といった衝撃的な描写が登場し、そのグロテスクさが際立ちます。(上の画像は序の口。)

また、LL事件の影響で、それを神格化した人物が同じような猟奇的な行動をとる。

その結果、この作品独自の恐怖も生み出しています。

怖いというのは、ホラー的な表現ではなく、底知れぬ人間の闇が見える瞬間の恐怖に近い印象です。

親愛なる僕へ殺意をこめて 5巻から引用 原作 井龍一・作画 伊藤翔太 / 講談社
親愛なる僕へ殺意をこめて 5巻から引用 原作 井龍一・作画 伊藤翔太 / 講談社

このような描写が苦手な人にとっては、おすすめは難しい作品になっています。精神状態によっては、心理的な影響を受ける可能性があるからです。

しかし、それがダメというわけではありません。

先述したが、登場するキャラクターたちは一人ひとりが独自の闇を抱え、その背景にはさまざまな原因やトラウマが存在します。

そのような心理描写を表現するには、「怖い・グロい」といったものは必要であり、それがあるからこそリアリティを感じる。

物語の終盤では、キーとなるキャラクターの心情が大きく変化することで、事件の真相を突き止めることになるんです。

その表情や感情描写が非常に丁寧に作画されており、美しさすら感じます。

言葉で表現するのは難しいのですが、漫画というより小説に近い良さがあるんです。

親愛なる僕へ殺意をこめてを読んだ人の口コミ・感想

『親愛なる僕へ殺意をこめて』 原作:井龍一 漫画:伊藤翔太 ドラマで知って原作読んで相乗効果で鬱も極まった感。 漫画は凄惨なシーンはより凄惨で画が綺麗なだけにより来るものあり。 怖いのは人の心の裡に棲むナニカか。 心に刺さる言葉も多々あり

引用:X

個人的過去一の作品を更新した 勝手に点数つけるなら92点 「親愛なる僕へ殺意をこめて」 これ程面白い作品はない ぜひ読んで欲しいと思うドラマもあるらしいが評価は知らん 他にはヤンマガとかでも読めるよ

引用:X

親愛なる僕へ殺意をこめて。 面白かった。普通の漫画の気持ちで読んだらマジで状況も時系列も分からなくなりそうだけど、ゆっくり1つ1つの出来事に注目していきながら読むとまた一層と面白い。 伊藤翔太さんの作画も井龍一さんの原案も他とはまったくもって違う。とても良かった。

引用:X

親愛なる僕へ殺意をこめてをお得に読む方法

親愛なる僕へ殺意をこめて1巻

原作 井龍一先生・作画 伊藤翔太先生の作品には、「親愛なる僕へ殺意をこめて」以外にも、「降り積もれ孤独な死よ」という作品があり、こちらもサスペンス漫画となっています。

興味があれば、ぜひご確認ください。

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本記事のまとめ|親愛なる僕へ殺意をこめてはどんな話|怖い?グロいのか?

本記事では、「親愛なる僕へ殺意をこめて」の内容について解説しました。

サスペンスやミステリー好きならば、読んで損はない作品です。

しかし、作品の特性上、衝撃的な描写が多くなってしまう作品ですので、「グロい」表現が苦手な人には、おすすめできません。

しかし、読了感は、深い余韻に浸れるくらい、芯のある内容となっています。ぜひ読んでみてください。

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