MENU

おやすみプンプンの結末はきつい?徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
おやすみプンプン 結末
  • URLをコピーしました!

「おやすみプンプン」とは、浅野いにお先生による日常系青年漫画。

2007年より週刊ヤングサンデー、その後2008年から2013年までビッグコミックスピリッツで連載。全13巻で完結済み。

  • おやすみプンプンの結末からわかること
  • プンプンと愛子ちゃんの結末について
  • プンプンと南条幸の結末について

本記事では、「おやすみプンプンの結末」について解説しています。

電子書籍ならお得に購入するチャンスが豊富!

ストア名お得な情報1〜13巻 価格比較
eBookJapan最大6回分|70%offクーポン配布中!¥2,704
マンガBANGブックス初回限定|90%offクーポン配布中!
全作品40%ポイント還元
40%還元(3,276pt)
DMMブックス初回限定|90%offクーポン配布中!¥8,386
定価¥9,099(税込)

基本は、eBookJapanがおすすめ!今登録すれば、最大6回分の70%offクーポンが貰えます。1回の割引上限が2,000円なので、5回に分けて購入すれば¥2,704でおやすみプンプンが全巻購入できます。

浮いたお金で、さらに多くの漫画を購入することができます。

目次

おやすみプンプンの結末とは?

愛子とプンプンの結末

愛子の母親を殺害し、逃亡生活を送るプンプンと愛子。

目指した場所(親戚の病院)に到着するが、そこは移転しており誰もいなかった。

絶望とは裏腹に、愛子はある種の幸福を感じる。

かつて、廃工場で見た流れ星にプンプンとの両想いを願い、その約束の地で彼と手を取り合い、本当の意味での両思いに至ります。

愛子にとって、すべての夢が叶った瞬間だった。

そして、愛子は首を吊って死亡(自殺)してしまう。

愛子とプンプンの結末は、死別。

そして、プンプンの願い「愛子に殺されること」は叶えられなくなってしまう。

南条とプンプンの結末

プンプンは、愛子との思い出の場所である廃工場で自殺をはかるが、失敗に終わった。

南条幸に救出され、プンプンの逃亡生活に終止符が打たれる。

その後、プンプンは、南条の漫画の協力しながら、不動産会社での仕事を始めます。

南条の子供はプンプンに懐いているが、プンプンと南条の間には恋愛関係は存在せず、結婚もしていません。(子供は前夫との子)

二人の関係は作中で明確にされず、読者に解釈を委ねた形で物語は結末を迎えます。

ただし、「プンプンを独り占めにする」という南条が望んだ結末を迎えている。

物語の結末

数年後、物語の結末は、かつてのクラスメイト晴見(ハルミン)目線に。

プンプンとは、街中で偶然の再会する。

他愛のない会話をしながらも、微妙に噛み合わない。互いにかつての自分ではないから、それは成長を感じさせるものだった。

晴見から見たプンプンは、仲間がいて幸せそうに見える。だが、そんなことはなく、プンプンはただ生きるしかなかった。

プンプンの名前を最後まで思い出せない晴見の姿が、変わりゆく関係を象徴する。

その後、晴見は先生としての日々を送りながら、新しい転校生が自分のクラスに加わるのを見守ります。

新入生の姿に、ある男子生徒が顔を赤らめる様子に描かれる。

それは幼い頃のプンプンと愛子の姿と重なり、物語はそんなシーンで結末を迎えます。

クーポンは、初回登録時に自動配布!

>>今すぐおやすみプンプンを読む【eBookJapan|70%off】

愛子との死別は、プンプンを成長へ導く

愛子とプンプンの結末は、破滅的で鬱展開として捉えられてしまう。

運命の相手である愛子の死と、愛子のいない世界で生き続けるしかないプンプンの運命。皮肉な結末である。

しかし、この漫画はラブロマンスでありながらも「プンプンの成長物語」でもある。

王道漫画のような明確な成長はなく、何かができるようになったり、目標を達成することもありません。

そのため、中身が空っぽな人間のダークな部分ばかり読み取れてしまう。

しかし第145話、夢の中で愛子と決別するシーンでは、プンプンの成長が描かれています。

これは、愛子の死後数年が経過し、初恋の呪縛が解け、大人へと成長する過程です。

つまり、プンプンは145話かけて成長したのです。

時間の経過によって、いずれ愛子を忘れてしまい、愛子の願いを果たせないことを謝罪する。

現実と向き合い、前に進むために、「都合のいいずるさ」を受け入れている。

(受け入れなきゃいけなかったのか、ただ周囲に流されているだけなのかの解釈は、読み手次第ではある。)

その過程は当然痛みや苦しさを伴い、読み手にも喪失感を感じさせるものですが、それがプンプンの成長曲線なんです。

春美(ハルミン)の登場が意味するものとは?

先述したが、物語の結末は、かつてのクラスメイト「春美俊太郎(ハルミン)」の視点で描かれている。

春美(ハルミン)とプンプンの接点は、「2巻前半と最終話のみ」。

では、なぜ春美視点になっているのか?

春美は学生時代にプンプン母との接点があり、その際にプンプンと感受性が似ているという描写がある。

加えて、プンプンは初恋の愛子と死別し、春美は高校時代に事故にあった彼女と別れている。

どことなく共通点がある二人を対比することで、深い意味を感じた。

本当の自分と他人が思う自分のギャップ

春美視点からプンプンを描くことで、「本当の自分」と「他人が思う自分のギャップ」の二面性を表している。

プンプンからすると、「愛子に殺されること」がハッピーエンドだった。

しかし、叶わない願いとなり、孤独に生きている。

自分の都合よく罪を背負って、死ぬ勇気も覚悟もない。

雄一の言葉を借りるなら、生きる屍(バッドエンド)。

しかし、春美からみればプンプンは孤独ではなく、仲間がいて幸せそうに見える。

むしろ春美自身は、普通の幸せを手に入れているようにみえるが、実際には不満や退屈を感じていた。

南条は自分の主観だけで他人を見過ぎなんだよ!!自分に見える範囲だけで相手の人間性を決めるなんて愚かだって言いたいの!

おやすみぷんぷん 12巻P48から引用

上記は、蟹江(姉)から南条幸に向けられた言葉である。

人それぞれの人生があり、主観で見ただけでは何も判断できない。けど、人間は主観でしかものを捉えられない。

例えば、SNSなどで見かける写真は、主観で見れば人生謳歌しているように感じる。しかし、実際にはその裏で苦しみを紛らわしている人も少なくない。

このような二面性を表現して、締めくくったように感じた。

過去は風化する

  • 146話(最終話):晴見は転校した当時、すごく寂しかった。しかし、再会時にプンプンの名前を最後まで思い出せなかった

上記の点から、「過去は忘れてしまう。そして前に進む。」というメッセージを感じた。

春美の転校も同じで、時が流れれば、過去の友人の影は簡単に薄れる。

人生は時に、過去を見ないふりをして、前に進まなければならない。(南条が過去を捨てることで、一歩前に進んだ気がすると言っていたように。)

残酷な現実だが、大人になるということは「都合の良さ」「ずるさ」みたいなものと受け入れる必要がある。

愛子との決別や晴美との対話で、人が前に進むための過程を、伝えているように感じた。

普通の難しさ

作品を通じて繰り返し登場するフレーズがある、その一つが「普通」。

先述したが、春美は、世間が描く普通の幸せを得て、普通の大人になっているしかし、そこには退屈のようなものを感じていた。

普通とは当たり障りなく生きることができ、居心地の良い状態。

ただ、何も起こらないから、退屈や憂鬱を感じるです。

しかし、それが「幸せ」。

例えば、大切な人を失ったり、病気や怪我に見舞われたり、世界が終わったらどうでしょう。

当たり前だと思っていた日常が崩れた時、「退屈で普通な日々が幸せだった」と感じるんです。

春美は高校時代、彼女との日常を、事故によって失った経験がある。だから、可能な限り普通=退屈を選んだのだと思う。

(春美を登場させたのも、このような経緯があったからかもしれません。)

対照的な二人だけど、平凡な日常の憂鬱さ、それと同時に普通の難しさを感じました。

波乱万丈な生き方をしたプンプンも、まっとうな人生を送った春美も、世界からみればちっぽけであり、他人からみれば普通の人なんですよね。

おやすみプンプンの結末を読んだ感想

『おやすみプンプン』を初めて読了した感想は、「救いのない鬱漫画」というものでした。

しかし、これは一面的な見方であり、実際は読者自身を掘り下げる「一種の鏡のような作品」となっています。

この作品を読むことで、学生時代の後悔した初恋や家庭環境、トラウマに向き合う人も多いでしょう。

自己愛が強い人々や、自分の不幸を何かのせいにしたがる人々が、この作品に共感を覚えるのもわかる。

だから「サブカル好き、こじらせ野郎のバイブル」になるのかなと思った。(学生時代の自分なんですが…)

年齢を重ねている人が読めば、世の厳しさを知っているから共感できる部分が減り、この作品を楽しめないでしょう。

実際に、わたし自身、学生時代にこの作品を読了し、社会人になってからも改めて読んだが、当時ほど共感できなかった。

ただし、結末については、むしろ逆。

学生時の感想は、プンプンが死んだ方が綺麗に終わるし、急なハルミン視点だし、なんでこの結末なんだろうと不快感を感じた。

しかし、作者はあえてそうしないことで、物語にメッセージ性が生んでいることにしばらくしてから気づく。

プンプンからすると、死なずに生きていく方がみじめで絶望なんですよ。実際に、生きるとは複雑で苦しいことが多い。

だから、過去に囚われず、主体的に生きていかなければならない。

『おやすみプンプン』はただ苦しいだけの物語ではなく、そのようなことを説いている作品だと感じました。

クーポンは、初回登録時に自動配布!

>>今すぐおやすみプンプンを読む【eBookJapan|70%off】

おやすみプンプンの結末を読んだ人の口コミ・感想

おやすみプンプン読破 お互いに忘れられず呪いかけられてる関係性にドキドキしながら読んだ プンプンはなんだかんだで周りの人に恵まれたよな…愛子ちゃんの孤独と行く末が辛い 共依存の関係性が色んな登場人物から摂取できて結末の違いは何だったのか考えちゃう

引用:X

おやすみプンプン読み終わった 無理、しんどい 見るべきではなかった…でも見なければ田中愛子ちゃんを知ることは出来なかった

あーもっかい読んだら結末変わってないかな… ほんとメンタル不調になってしまったよ

引用:X

おやすみプンプン読みました めちゃくちゃ美しくて綺麗なお話だった…… 結末があまりにも好きです 暗いは暗いけど、それ以上にまとまりかたが綺麗で本当に素敵だなぁと感じた まとめ読みだからこその感想かなとも思うけれども

引用:X

『おやすみプンプン』読み終わった… 鬱漫画って言われるだけあって超きつい… 終盤のヒロインが自殺した所から自分の中の何かが切れてもう涙が止まらんかった… てか今も泣いてる

引用:X

おやすみプンプン鬱を貫き通してプンプンが愛子ちゃんを失い片目を失いボロボロになってもまだ生きて行くしかないと言う残酷な現実の中でも何とか様々な人に支えられながらも生きていく優しさに満ちた結末が良かったなあ

愛子ちゃんの記憶がだんだん年々薄れていく感じも悲しい…………。

引用:X

おやすみプンプンの「結末」をお得に読む方法

「おやすみプンプン」を読むなら、電子書籍がおすすめです。

eBookJapanに今登録すると、最大6回分の70%オフクーポンが貰えます。

節約したお金で、さらに別の漫画も購入できますよ。

通常価格が約9,000円なので、非常にお得です。

浅野いにお先生の作品一覧
  • 素晴らしい世界
  • ひかりのまち
  • 虹が原ホログラフ
  • ソラニン
  • おやすみプンプン
  • うみべの女の子
  • デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
  • 零落
  • 勇者たち
  • MUJINA IN TO THE DEEP

電子書籍ストア
eBookJapan
総合評価
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/

今、eBookJapanに登録すると、"最大6回まで使える70%OFFクーポン"がもらえます。(無料会員登録すると自動配布されます。)

浮いたお金で、気になっている別の漫画を購入することもできます。

※限定配布なのでお早めに!

  • 70%OFFクーポンが6枚貰える。
  • 毎週金〜日はPayPay払いで最大20%還元
  • PayPayポイントが貯まる!使える!
  • 100万冊以上の作品

本記事のまとめ|おやすみプンプン結末を解説

『おやすみプンプン』の結末に対する感じ方は、その人の人生経験や価値観によって極端に異なります。

SNS等で調べたのですが、肯定派もいれば、二度と見たくないという層もいる。

そもそも『おやすみプンプン』自体が、「南条幸によって描かれた漫画」という設定に気づかないと、後味をより悪く感じやすくなると思う。

ただ一つ言いたいのは、主人公プンプンの良さは、ほとんど描かれなかったということ。

南条がプンプンを知ろうとして行動した時、周囲からはきちんと評価されていたし、資格取得のために前向きに行動していた。(不動産会社の社長のところに、高頻度でお見舞いに行っていたエピソードは良かったですね。)

そういう点があえて描かれず、性衝動や鬱屈したばかり描かれたからこそ、終始ダメ男のイメージがついている。

プンプン自体の自己評価が低いだけで、実はちゃんとしていたんですよね。

また、プンプンが鳥として描かれることによって、無機質さが際立ち、性欲の「傀儡」みたいな感じ方を助長していた気もする。

電子書籍ならお得に購入するチャンスが豊富!

ストア名お得な情報1〜13巻 価格比較
eBookJapan最大6回分|70%offクーポン配布中!¥2,704
マンガBANGブックス初回限定|90%offクーポン配布中!
全作品40%ポイント還元
40%還元(3,276pt)
DMMブックス初回限定|90%offクーポン配布中!¥8,386
定価¥9,099(税込)

基本は、eBookJapanがおすすめ!今登録すれば、最大6回分の70%offクーポンが貰えます。1回の割引上限が2,000円なので、5回に分けて購入すれば¥2,704でおやすみプンプンが全巻購入できます。

浮いたお金で、さらに多くの漫画を購入することができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次